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STORY

 

―――とある日の上。

 

今日もうざい達がぎゃーぎゃー騒ぐ、

そんな船と共に航海士イドルフリートらは旅をしていた。

 

かつてコルテス将軍が乗っていたとされる沈没船から

とあるお宝」を引き上げ次の場所へとその前に、と食糧を求めてのらりくらり。

 

今日も出鱈目な舵で旅を続け…偶然辿り着いたこの港町。

どうやら今日はハロウィンや建国記念の祝賀パーティーをやっているようだ。

 

その街では沢山の店や出し物が催され、

隣国や地平線からも素敵な客人が集まっていた。

 

イド「今日はここで一夜を明かそう。お前らも自由に過ごしていいぞ。

私は食べごろな桃を買ってくるからな。じゃあ、ここで解散!」

 

仲 間 達 「いやっほーぅい!!」「トロピカルな飲み物…」「皿うどんないかなァー」

 

 

船長船長船長船長!!大変です!コルテスのお宝が何者かによって盗まれました!!!!」

 

「おっp・・・何―!!!! お前ら揃いも揃って馬鹿ばっかり!何をやっていたんだTNG!!」

 

「船長、だって自由にしていいって…」

 

「んなことはどうだっていいんだ!盗られた物は盗り返せ。いいな!じゃなきゃどうなるか…」

 

「あのお仕置きだけはご勘弁をー!お慈悲をー!…」

 

「今日の日暮れまでに何としてでも見つけ出せ!

分かったらさっさと馬車馬の様に探し回れ!このTNG!!!」

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